Revolution ミッションマウントカラー

86パーツレビュー

86(ZN6)のミッションマウントカラーについて紹介します。

メーカーは安定のRevolutionです。お値段は高めですが、相変わらずいい商品です。

導入のきっかけ

導入のきっかけは86でサーキット走行で、シフトアップ時にギアが入らない症状が頻発し始めたからです。

社外製のホイールに幅広のハイグリップタイヤ(265/35-18)を履かせているとどんどんとコーナリングスピードも上がっていき、コーナリングからの立ち上がりでまだ横Gが掛かっている状態でのシフトアップ(2速→3速)を余儀なくされた際に、ミッションが動いてギアが全く入らなくなりました。

86のミッションマウントはゴム製で出来ており、外すと指でも潰せるくらいグニャグニャです。ここが柔らかい事によって車からのミッションへと伝わる色々な振動を吸収してくれたり、ミッションからの音を吸収する役割にもなっています。

今回、このグニャグニャと動くミッションマウントの動きによって、横Gが掛かっているとギアが入らないという症状が出てきました。

そしてミッションマウントの動きを抑制するためにRevolution製のセミリジットのミッションマウントカラーを装着しました。

装着後のレビュー

横Gが掛かった際のシフトアップ時のシフトの入りが悪いことを改善しようと思い装着したミッションマウントカラーですが、狙い通りシフトの入りは改善されました。

正直、お値段以上の効果が実感できました。

狙い通りの効果は得られましたが、同時にミッションマウントカラーを装着する事によって発生するデメリットとして異音が発生する様になりました。

人によっては、デメリットになりうる異音については下にまとめてみました。

音問題について

ミッションマウントカラーをつけると今までミッションマウントで吸収されていた振動や音が吸収される事なく車内に入って来るようになります。

カラーをつける事によって鳴る異音としてはざっくりと2つあり、走行中のミッションのギア鳴りの様な音がするのと、エアコンからの振音があります

まず、ひとつ目のミッションのギア鳴りですが、走行中にわずかに聞こえるレベルの音量です。

音の種類的にはドグミッションの様な音で、もの凄く音量を下げたイメージです。

おそらく、音量が小さい為、マフラー交換などをしていると気づかないか気づいても気になることも無いんじゃないかと思っています。

そして、もうひとつはエアコンの振動がミッションを通して車内に入ってくるようになりました。

これはエアコンをONにした状態で信号待ちなどで停車している際に特に音が聞こえるのですが、ガラガラとエアコンの振動音が室内に入ってきます。また、ミッションを伝って振動が伝わっている関係上、クラッチを踏んでミッションとの繋がりが切れている際は音はなりません。(自分の場合は強化クラッチに変更している関係上、クラッチを切るとジャラジャラなりますが。)

個人的にはこういった音は嫌いでは無いので全く不快感はないのですが、車に興味のない方を乗せる際はトラックの様な音がして不快感を感じさせてしまうかもしれません。

最後に

今回、ミッションマウントカラーを導入しようと思った理由として、横Gが掛かった状態でのシフトチェンジ時にギアが入りくくなっており、その改善策として装着を検討していました。

結果として、サーキット走行での2速→3速へのシフトアップ時のミッションの入りは確実に改善され、とても満足のできるパーツでした。

また、装着する事による異音の発生についても、個人的には不快感も無くむしろカッコいいと思っているほどなので、良い事尽くめです。

総評としては86(ZN6)、BRZ(ZC6)で幅広のハイグリップタイヤを履いてサーキット走行をするなら個人的には装着することをお勧めできるパーツでした。

価格的にも、工賃と含めても1万円ほどで効果も実感できるパーツであり、シフトミスやミッションが動いてシフトが入らない時のことを考えると、ミッション保護にも間接的には効果がありそうです。

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