ENDLESSのMX72はストリート〜サーキット向けのブレーキパッドです。
材質はセラミックカーボンメタルでブレーキローターの適正温度域は50℃〜700℃になります。
グレード別適合
86(ZN6)やBRZ(ZC6)はグレードによってブレーキパッドの型が異なります。
86(ZN6)はGT/GT LimitedのグレードはフロントはEP386。リアはEP472。G\RCのグレードはフロントはEP386。リアEP418となります。
BRZ(ZC6)はS/R17インチパフォーマンスパッケージのグレードはフロントはEP386。リアはEP472。R\RAのグレードはフロントはEP386。リアEP418となります。
※その他ビックキャリパーが付いているグレードは異なります。
メリット
ブレーキローターの適正温度域が50℃〜ということですが、冬の冷えている時でもしっかり効いてくれます。ごく低温の状態でサーキットの時のようはフルブレーキをするような使い方でなければ気にする必要はないと思います。
ブレーキのコントロール性能、ペダルタッチの感覚的にも自分に1番合っているブレーキパッドです。ブレーキングの際に自分のイメージにかなり近いブレーキフィールのブレーキパッドでした。
初期制動もあまり強くなくて踏んだら踏んだ分だけ聞いてくるとてもリニアな特性で安心してブレーキを踏むことが出来ます。
ブレーキングしてコーナーに向かって少しずつブレーキを弱めていってフロント荷重を抜いていく際にブレーキの離れ具合も自分のイメージに近いものがあり、とても気に入ってます。
また、この手のブレーキパッドの中ではブレーキローターへの攻撃性が低く、ランニングコストが良いことも嬉しいです。
デメリット
ブレーキダストの量が多いです。一応、セラミック材としては極力ブレーキダストの量を抑えているそうなのですが、往復30km弱の通勤で1〜2週間も乗れば黒いホイールでも気になるレベルで汚れます。
サーキット走行から帰ってきた後は元の色がわからないレベルで汚くなります。ただし、こまめに洗車をしていれば簡単に汚れが落ちるので何ヶ月も放置してダスト汚れが落ちなくなったとならないように注意は必要です。
ブレーキローターへの攻撃性が低い反面、ブレーキパッド自体は柔らかく消耗は結構激しいです。自分は通勤とサーキットを両方こなしており、年間の走行距離は1万kmほどでサーキットはミニサーキットを年間10枠ほどの走行です。この走り方でギリギリ1年持たないくらいでした。個人的には年に1回の交換でよければ、本格的にサーキット走行をしだす前の秋口に交換するのが理想なのですが、フロントに関しては少し厳しいです。
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