アラゴスタはオランダのサスペンションダンパーで、綺麗なオレンジ色のカラーが特徴なメーカーです。
アラゴスタの車高調にはたくさんのモデルがありますが有名どころとしてType-SとTyep-Eがあり、Type-Sはスポーツコンセプトでピロアッパーマウントが採用されており、Tyep-Eはコンフォートコンセプトでゴムアッパーマウントが採用されています。
仕様
自分の86はサーキット走行での性能を優先したかった事もあり、Tyep-Sを着けています。
Tyep-Sの吊るしのバネレートは前7k後5kです。
自分は購入時にバネレート前後8kに変更して注文しました。
バネレートの変更は車高調購入時に前後吊るしから±3kまでは無料で変更可能でした。
減衰力調整は1〜20段の調整が可能です。素人の自分でも1段、2段減衰力を変更すると体感出来るくらい乗り味が変わります。
取り付け後のイメージ
全下げで丁度フロントのアンダーパネルが90mm程度になるのでタイヤ外径によっては90mmを切る可能性があります。
前後純正タイヤの引っ込み具合です。
純正のホイールですとどうしても引っ込んでしまいますが仕方ないです。
この後に社外ホイールを着けた際の写真です。
ホイールはアドバンレーシングのRZ-F2です。
ホイールはアドバンレーシンングのGT ビヨンドです。
社外ホイールを履くと少し様になります。
街乗り
街乗りでの乗り心地はバネレートを硬くしている事もあり、段差などではゴツゴツします。自分が運転しているん分にはハンドリングが楽しくて、乗り心地自体もそんなに悪くないと感じてますが、助手席に乗っている方からは苦情が来ます。(特に車に興味のない方は。)
街乗りでの減衰力は前が10段戻し、後ろが12段戻しでセッティングしてます。
サーキット
サーキットでの使用感はとても良いです。ピロアッパーマウントである事もあり、ハンドリングのダイレクト感がよく車のコントロールがしやすいです。また、路面追従性もかなり良くて、ダンパーがよく仕事をしてくれているのが分かります。
減衰力調整はサーキット走行時は前後ともに1〜5段戻しの範囲で都度調整してます。
これから購入を検討している方へ
これから購入を検討する方はバネレートに関して、吊るし、もしくは前後+1kをおすすめします。
吊るし、もしくは前後+1kをおすすめする理由としては、自分のように前後8kで揃えて太いハイグリップタイヤで走っているとリアのリバウンドストロークが足りなくなってくるからです。アラゴスタの車高調を検討している方はフロントに対してリア柔らかめが良いかもしれないです。
購入後にバネやダンパーの仕様変更をしてプライマリースプリング等の対策をする方は別なのですが、これからサーキットを走りたいと思っている方や、初めての車高調を検討されている方は、ほとんどが買った状態で長い期間乗ることになると思います。そんな方達には、今回紹介した車高調に限らず、吊るしの状態のバネレートを大きく変更したり前後のバネレートのバランスを変えることはおすすめしません。(ダンパーのガスの内圧が吊るしのバネレートに最適化されている為。)
足回りのセッティングは本当にやってもやっても課題が見つかって素人が手を出すものじゃないな!とつくづく感じてます。
サーキットがメインじゃないよって方にはアラゴスタTyep-Eの方をおすすめします。
車高調は決して安い買い物ではないし、乗り味や、乗り心地に大きく影響するパーツです。よく検討して後悔のない車高調を選んで下さい。
このブログがこれから車高調の購入検討れれている方の参考に少しでもなればと思います。
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