DUNLOP DIREZZA ZⅢ

タイヤレビュー

ダンロップのスポーツタイヤブランド。[DIREZZA(ディレッツァ)]

このタイヤは国産のハイグリップタイヤの中では比較的安価であり、お勧めできるタイヤです。

選択できるタイヤサイズも多く、スポーツカー、セダン、コンパクトカー、軽四に対応してます。

ドライグリップ  

縦グリップと横グリップのバランスが良くて安定して走りやすです。新品の1ヒート目のグリップはとても良く2ヒート目以降のグリップは9割ぐらいの性能がスリップサインが出るぐらいまで続きます。その後、もう1段階グリップ性能が落ちるようなイメージでした。

温度依存性は1周1Kmのサーキットを2周もすれば十分温められます。

空気圧は2.1〜2.3k辺りが良い印象でした。

サーキットの参考タイム(タイヤサイズ 255/35R18)

阿讃サーキット47.458s (空気圧F:2.15k R:2.2k)

ウェットグリップ

ウェットグリップは可もなく不可もなく。

冬の雨の日の通勤でも気を使うことがなく、無茶な事をしなければ全く問題ない性能でした。タイヤが冷えている状態でもグリップがあり、温まるとグリップ感も増してくるのでさすが国産タイヤだと感じました。

1度、雨の日にサーキット走行をしましたが、グリップ限界が分かりやすく滑った後でもコントロールしやすかったです。

ライフ・耐摩耗性

ライフは86(ZN6)に255/35R18というサイズを履いている関係上、摩耗しにくいのですが、履きっぱなしでサーキット走行含め9000キロほど持ちました。

また、車両に3度ほどのキャンバーが付いており、内減りした結果のタイヤ交換だったのでキャンバーが立っているとライフ性能はもっと長かった可能性はあります。

自分の使い方的には丁度1年は持つ感じだったので冬のアタックシーズン前に新品にしてそのまま履きっぱなしに出来るので有り難かったです。

おすすめする人

  • このタイヤ一本で街乗りもサーキットも完結したい人。

ZⅢはどの性能を見ても安定したパフォーマンスがあり、国産ハイグリップタイヤの中では価格も控えめな事もあり、サーキット初心者の方がタイヤで迷った際に1番にオススメするタイヤです。

ただし、サーキットでの1発のタイムはZⅢよりも安価なアジアンハイグリップタイヤで、もっとタイムの出るタイヤはあります。(その他の性能はZⅢが勝る)

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